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眠れない・・・。不眠のタイプ診断

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眠れない・・・。不眠のタイプ診断

日本人は諸外国に比べて老若男女とわず睡眠時間が短い傾向にあります。そして、働き盛りの40代の4人に1人は睡眠に対して何らかの不満を持っています。

 

眠れない、疲れが取れないという症状は、細かく見て行くといくつかのタイプに分類できます。不眠に対する対処方法は、不眠のタイプによって変わってくるのです。まず、あなたの不眠がどのタイプに当てはまるのか判定してみましょう。

 

寝つきが悪い:入眠困難タイプ

布団に入る時間を一定にしていても、寝つけないという悩みを持っている人は、入眠困難タイプである可能性があります。布団に入ってから、30分以上入眠できない日が何日も続くのであれば、入眠困難型の睡眠障害です。

 

注意してほしいのは、休日の夜は決まって寝つきが悪いといった、生活習慣の乱れで一過性に寝つきが悪いとか、イベントやプレゼンの前日に眠れないというような一過性の寝つきの悪さは睡眠障害には当てはまらないということです。

 

日中に眠気に襲われるのに夜眠れない。眠たくなって布団に入ったのに目がさえてしまって眠れなくなる。そういったことが日常的に続いて起こっていて、日常生活に支障をきたしているのであれば何らかの対処をする必要があります。

 

 

sleepwell.hatenadiary.jp

 

眠りが浅い:熟睡障害タイプ

寝つきはよく、夜中に目が覚めるわけでもない。睡眠時間は十分に取っている。それなのに疲れが取れない、日中睡魔におかされるという人は、眠りが浅い熟睡障害タイプの不眠症かもしれません。

 

休日の次の日など、一過性のものは睡眠障害ではありません。眠っているのに疲れが取れない、疲れがたまっている、日中睡魔に襲われるということが、連日のように続いているのなら、睡眠障害に当てはまります。

 

熟睡障害タイプの人は、睡眠時無呼吸症候群が原因かもしれません。

 

夜中に目が覚める:中途覚醒タイプ

寝つきはいいのに夜中に必ず目が覚めてしまう。目が覚めてからしばらく寝つくことができない。こういったことが連日のように起こるのであれば中途覚醒タイプの睡眠障害の可能性があります。

 

夜中に尿意で目が覚める。でも、すぐに寝つくことができるという人は、これには当てはまりません。途中で目が覚めてしまってから、すぐに寝つけないという症状があって、日中睡魔に襲われたり疲労がたまって日常生活に支障が出るようであれば改善方法を試していく必要があります。

 

朝早く目が覚める:早朝覚醒タイプ

充分な時間眠っていないのに、朝早くに目が覚めてしまう。もう一度眠りにつくことができない。そのせいで日中睡魔に襲われる。

 

これは早朝覚醒型の睡眠障害の可能性があります。加齢によっておこるのは自然な現象だといえます。早朝覚醒型の不眠症には、うつ病などの精神的な不調が隠れている可能性もあります。

 

寝ているのに眠い:過眠症タイプ

充分な時間睡眠をとっていて、熟睡している感覚があり、すっきりと朝を迎えることができる。それなのに日中突如強い眠気に襲われる。眠ってはいけない場面でもつい居眠りをしてしまうなど、日中の眠気で日常生活に支障をきたしている。

 

これは過眠症タイプの睡眠障害です。脳内の覚醒維持機能になんらかの支障をきたしている可能性もあり、専門機関での治療が必要になります。

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