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目覚めがよくなるアラーム設定の方法

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目覚めがよくなるアラーム設定の方法

みなさんは朝すっきりと目覚めることができていますか?

寝起きが悪く、朝すっきりと目覚めることができない、仕事に集中できるようになるまで時間がかかるという人は、アラームの設定の仕方に問題があるのかもしれません。自分の睡眠リズムに合わせてアラームを設定すると、目覚めが劇的にすっきりしますよ。

 

睡眠のリズムと睡眠の深さ

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2つの種類があります。レム睡眠とは夢を見ている時間帯で、日中に得た情報を脳が処理するための眠りだと考えられています。一方、ノンレム睡眠は夢を見ない眠りの事で、脳を休めるための眠りです。

 

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http://www.binchoutan.com/index.html

睡眠の深さは4段階に分かれています。レム睡眠は睡眠の深さでは浅い眠りの第1段階から覚醒状態の間に訪れます。ノンレム睡眠は第1段階から第4段階までの深さがあります。

 

眠りにつくと、すぐにノンレム睡眠の状態に入り、最も深い第4段階の眠りに到達します。その後、眠りは浅くなり、レム睡眠が訪れます。睡眠は、この波のようなリズムを繰り返しているのです。

 

睡眠のリズムの波は、90分から120分単位で繰り返されますが、朝に向かうにしたがってレム睡眠の深さは浅くなり、リズムの波は短くなって行きます。

 

目覚めがよくなるアラームの設定時刻は?

深い眠りである第3段階や第4段階の眠りの時に、突然けたたましい音がなり、無理やりおこされたらどうなるのでしょう。第3段階や第4段階の眠りの時は、多少の音がなっても体を揺さぶられても簡単に目覚めることができません。

 

深い眠りの間は、脳の活動は低下している状態です。このような状態から無理やりおこされても、脳はすぐに通常通り活動を始めることができません。正常に考えたり、集中したり、判断したりできるような状態になるまで数時間かかります。

 

では、最も浅い眠りであるレム睡眠の時間に起きるというのはどうでしょう。浅い眠りからなら、すっきりと目覚められそうなのですが、レム睡眠の時間に目覚めるのも目覚めがあまり良くないのです。

 

レム睡眠の時間は、脳は覚醒に近い状態になっているのですが、身体の筋肉は完全に弛緩しています。この状態で目覚めると、「金縛り」を体験する可能性が高くなってしまうのです。

 

では、アラームはいったいいつに設定したらよいのでしょう?

 

答えは、レム睡眠後、再びノンレム睡眠に入って行く第1段階の眠りの時間です。

 

ちょうどよい時間にアラームを仕掛けるためには、自分の睡眠周期を知る必要があります。睡眠周期は「睡眠計」や「活動計」を使うと簡単に調べることができます。

 

「睡眠計」は睡眠に悩みを抱えていて、睡眠状態を完全したいと強く考えている人におすすめです。睡眠に関するデータ分析が詳細で、データ管理もできます。

 

「活動計」は、睡眠だけではなく、日中の運動量も併せて管理したい人向けです。「活動計」でも睡眠のデータをとることができ、睡眠のパターンを知ることができます。

 

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